生半可な気持ちなら絶対にマンガ家を目指すな
はじめに
こんにちは、タクヤです。
漫画家を目指しているそこのあなた。
いますぐその夢を捨てるべきでしょう。
目指すには人生一回分練習や勉強に費やす覚悟が必要です。
マンガの専門学校に行っても無駄
学校に通うメリット
・同じ将来を志す仲間がいる
・カリキュラムや合宿が設けられている
・教師が実績ある
・編集者が集まるイベントがある
デメリット
・学校行事や、マンガ以外の授業を受ける時間が勿体無い
・通学時間が無駄
・教師は現場のプロでも教えるプロでは無いor教えるプロで実績の無いアマ
・自分と授業のレベルの差がある
・授業料&教材費がとてつもなく高い
メリットを見れば良い面も多いと思うかもしれませんが、自分の行動次第で、人脈も編集者に会うことも容易です。
要は、通っている時間の間に、プロや本当に上手い人(描く方も話の方も)は、どんどん絵を描いてネーム作って上手くなっていくという訳です。
本当に時間が足りません。
冨樫義博先生の言葉「絵を描いている暇は無い」
マンガ家を目指す人は大きく分けて3通りです。
- 話を作る人(原作)
- 絵を描く人(漫画)
- 話作って絵を描く人(作者)
どれをとっても「漫画家」ですが、大半の人の漫画家志望というのは③なのでは無いでしょうか?
ここで幽遊白書とハンター×ハンターでおなじみの冨樫先生の言葉を見てみましょう。
「漫画家になりたいなら話の勉強をしなさい。絵を描いてる暇はない。」
という名言があります。
つまり、③を目指している人は絵をプロレベルまで練習し続け、
売れるまでストーリ・キャラづくりを練り続けなければならないのです。
今の時代では誘惑に勝てない
このインターネットが主流の情報ネット社会では、
様々な誘惑があります。
これを読んでいるあなたは、1日にどのぐらいスマホを開きますでしょうか?
学生であれば、朝起きてから、通学中、授業の合間、学校・部活・バイトの帰り、夕食前、寝る前(、寝る時間も割いて)スマホを開くのでは無いでしょうか。
今一番身近なスマホでさえとんでも無い誘惑なのに、
家に帰れば漫画やゲームがあるでしょうし、友達にカラオケやボーリングに誘われたら行きたくなるでしょう。
さらには人間は楽な道に進む生き物です。
自分のしたい(あるいはしたく無い時に働く)誘惑に正直なのです。
そんな世の中で他に目も向けず努力できる自身はありますか?
ライバルは天才しかいません
今プロとして漫画でご飯を食べていける人は、天才しかいません。
- 生まれながらの天才
- 努力の天才
このどちらかだけです。
前者に説明はいらないと思いますが、
後者は、
物心つく前から絵を描き続けている人と、ある程度自立してから努力している人がいます。
(小さい頃から描いている人は生活の中に絵を描くことが浸透していたので、努力と思っていませんが、同じ量こなすにはやっぱり努力が必要不可欠なので、ここでは努力の天才とします。)
結論無理ゲー
結論は漫画家を目指す人生をドラクエに例えるならドラクエ2でシドー(ラスボス)に主人公一人でレベル1の初期装備で挑むような、言わば無理ゲーです。
天才達と肩を並べられるだけの努力量・技術が必要であり、
連載が目標であれば運やタイミングも必要です。
それでも目指すあなたへ
ここまでご覧頂きありがとうございます。
こんなにも志望者を否定し続けてきたのには訳があります。
それはマンガ家を目指すには、
努力し続ける為の
強いメンタルと揺るぎない信念が必要だからです。
最後のこの項目を読んでいるアナタなら大丈夫でしょう。
この先人生否定され続けます。
夢をバカにされます。
同志達はみんな諦めていきます。
それを分かった上で、死ぬ気で練習して下さい。本気で勉強して下さい。
わたしは本気で応援しています。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。